
持久戦では穴熊と左美濃(銀冠)が中心テーマ。石田流側は7七角型と本組みの2つのフォームを使い分け、さまざまな攻め筋で攻略を目指します。相手の形を見きわめ、効果的な仕掛けを選べるようになります。特に、7七角型が越えなければならないカベ、本組みからの仕掛けの「システム化」は必読。
一問一答形式で進んでいくので、実戦さながらの思考が育ちます。難しいと感じたら、答えを見ていただいても構いません。もう一度読んだとき、敵陣を見て、「どの攻め筋を使おうか」と考えることが最高の訓練になります。
第6章ではプロ好みの4手目△1四歩、第7章では最新の石田流事情も解説。再び新しく動き出した石田流をじっくり味わってください。
戸辺誠七段からのメッセージです。
「石田流の原点である本組みと最新流行の7七角型の基本をわかりやすくまとめました。さらに4手目△1四歩や最新の動きもフォローしたので、きっとさまざまな発見があるはず。あなたの石田流にますます磨きがかかりますように! 」